EDには3つ種類があります。どのEDなのかを知ることでED対策は大きく変わります。

TOP > EDの種類

EDの種類

3種類のED

ED とは、英語の「Erectile Dysfunction」の略であり、「勃起機能の低下」を意味します。主に「勃起障害」や「勃起不全」という意味で認識されている人が多いですが、硬さ不十分や満足に性行為を行えないこともまた「ED」として定義されています。

「性欲や興奮はあっても、なかなか勃起しない」、「最初は勃起するけれど、持続ができない」、「挿入できても途中で抜けてしまう」など、ED の症状は人によってさまざまです。これらの結果、性的能力に自信がもてず、性生活に積極的になれない人が出てきます。

勃起の仕組み

ED(勃起不全)を発症したとき、体内で何が起きているのか。健康な状態での勃起と比べて何が違うのか知っておくことが重要です。

勃起のしくみとしては通常、性的な刺激を受けると脳による興奮が神経を通してペニスに伝わります。するとペニス内の海綿体からNO(一酸化窒素)が放出されます。NOは血管で作用しサイリックGMP(cGMP)を合成します。cGMPが血管内に増えると血管が拡張し、より血流が流れ込みやすくなることでペニスが拡張し、十分な血液が流れ込むことで大きくみます

血流が十分に流れ込みペニスが勃起すると海綿体の静脈が圧迫され、血液が体内に戻りにくくなり、勃起が維持されます。射精を済ませて性的興奮が収まると、血管を拡張させていたcGMPを分解する酵素であるホスホジ゙エステラーゼ5酵素(PDE-5)が増えて、cGMPを分解します。cGMPが減少すると血管の平滑筋も収縮し海綿体の血液量も減少して勃起が治まります。

これが勃起という一連の現象です。

しかし、ED(勃起不全)になると、神経や血管に何らかの問題があり、ペニスに十分な血液が送り込まれないと満足のいく勃起が得られず、ED 症状につながります。またEDの要因には様々な種類があり大きく分け、 心因性 ED、器質性 ED、薬剤性 EDに分けられます。

心因性 ED

ED といったら、「中高年に多い症状」というイメージを持っている人が多いでしょう。しかし20代、30代でも中折れや勃起障害に悩んでいる人は多く、そういったEDの原因の一つが「心因性 ED」です。
身体には不調がないのにいざという時に勃起しなかったり、頻繁に中折れしたり、というのは仕事や家庭などの日常生活におけるストレスや、性交がうまくいかなかったことのトラウマなどの精神的ストレスが引き金となってしまっているのです。
性行為自体の経験が浅い10代後半~20台前半の若い男性が緊張からなる場合や、仕事で忙しくまた子作り世代でもある30代~40代の男性にも起こります。
また、最近増えているうつ病による ED です。「性欲が出ない」、「性行為が面倒」なども、この心因性 ED に分類されます。

精神面に大きく影響を受ける勃起作用

心因性EDは年齢に関係なしに起こります。肉体的に健康であることだけでなく、精神的にも充実しているほうがEDを発症しずらいのです。人間は精神的なバランスが崩れるとそれが肉体にも影響を与えてしまいます。日ごろから生活の中で重く圧し掛かるストレスを適切に開放することが大事なのですが、時間に追われることの多い現代社会ではままならないことも多いと思います。

心因性EDを発症しやすい人の多くは一人で問題を解決しようとしがちです。そしてなかなか一人では解決できずストレスを余計に抱えてしまうことで病状を悪化させてしまいます。また、PTSDや過去のトラウマを原因とする心因性EDもあり、この場合は原因を特定するのが困難な場合があります。

不安障害やうつ病と言った精神疾患を原因とする心因性EDは精神疾患の治療が優先されますが、その治療に用いられる抗不安剤や抗うつ薬などの向精神薬は中枢神経に作用するため、その影響で薬剤性のEDになってしまうこともあります。

ED治療薬で治療を試みる

心因性EDの治療は、最初はED治療薬を使ってちゃんと最後まで勃起が維持できるか試みます。最初はうまくいかないかもしれませんが何度か繰り返していくことで最後まで勃起が維持できるようになるとそれが自信となります。ED治療薬で最後までできたという経験を積み重ねることで自信を取り戻していけば最終的には薬に頼らずにEDを克服できるようになります。

ED治療薬でうまくいかない場合はカウンセリングや行動療法などの心理療法で解決を試みることもあります。

ED治療薬の詳細はこちら
器質性ED

中高年からの ED に多いものが、「器質性 ED」です。器質性 ED とは、神経の障害や、血管の動脈硬化の進行などが原因となって起きてしまう ED です。病気がなくても、30歳を過ぎると加齢と共に血管は老化してくるため、弾力性が徐々に低下して(動脈硬化)ED の症状を自覚してくる方が出てきます。上記にも記したように、十分な血がペニスに流れず硬化しなくなります。


薬剤性 ED

治療用の薬として服用した結果、その薬が原因で引き起こされる ED が「薬剤性 ED」です。つまり薬の副作用が原因で起きてしまうEDのこと。
若い世代で尚且つ抗うつ薬・向精神薬・睡眠薬を服用している人や、年齢に関わらず高血圧の人に処方される降圧剤を服用している人などがEDになった場合、この「薬剤性ED」がまず考えられます。このEDの場合、服用する薬を変えることで改善されることがあるので、薬剤性EDだと考えた場合、医師と相談した上で変えてみてください。




勃起不全とは