バイアグラとはどのように誕生したのでしょうか?バイアグラの歴史を知りましょう!

バイアグラの歴史

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世界中に出回っているED治療薬、バイアグラ。この薬品はいったいどんな過程で誕生したのか、そう考えたことはないでしょうか?

そもそもバイアグラとは開発当初からED治療薬として開発が進められて生み出された薬品ではありません

元々は製薬会社ファイザーが狭心症としてのバイアグラの開発をしていましたが、その過程で副作用として勃起するということが分かり勃起不全薬としての開発が進められたことで誕生したものなのです。

開発当初の目的は狭心症の病気治療薬を開発することでした。この開発中の薬の成分は現在のバイアグラの主成分である、クエン酸「シルデナフィル」という名前でした。

幾度も臨床研究を行うものの狭心症治療薬としてシルデナフィルは思った効果を発揮しませんでした。しかしその過程で偶然にも、強く硬い勃起を引き起こす作用をもっているということが判明したのです。

この勃起現象を起こすという事実を知るきっかけの一つがシルデナフィルの試験薬を使った人たちが薬品を返してこないことに気づいたことでした。被験者が余剰の試験薬を返却するのを渋り、理由を聞いたことで勃起現象が起きることを知ったのです。

ファイザー社の研究者達はこの薬は狭心症のためではなく、ED治療薬として研究を進めることにしました。勃起促進作用があるシルデナフィルの研究が進められ、1996年にその特許申請が認められ、1998年3月27日にアメリカ食品医薬品局(FDA)に認可されました。

バイアグラの開発製造元であるファイザーはFDA承認後、勃起不全症(ED)の治療薬として、シルデナフィルを大々的に宣伝しました。そして、シルデナフィル(商標名:バイアグラ)は世界中の勃起不全の男性の間で話題となり、現在までED治療に大きく貢献しています。

発売当初は、「夢の薬」「画期的新薬」とまでいわれたバイアグラは、瞬く間に世界中で話題になりました。

日本上陸
日本も例外ではなく、国内で正式に販売が認可される前から個人輸入をする人が続出し、違法な転売を行うブローカーも現れました。病院で処方を受けたものではため医師の指導もなく、正確な知識がないまま服用して重大な健康被害、あるいは死亡する事件が多数起きてしまいました。

この事態を重く見た厚生労働省(当時は厚生省)では、国内でも正式にバイアグラの販売を開始するために、バイアグラの認可作業を急ぎ、1999年には異例の早さで承認され、販売が開始されました。そして現在では、バイアグラの流通が活発となり誰でもバイアグラを購入できるようになりました。

ばいあぐら

勃起不全とは